内藤大助 vs 亀田大毅 12R 反則連発
お粗末世界戦…ファンも激辛採点「ボクシングしろ」!!
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プロボクシング・WBC世界フライ級タイトルマッチ(11日、有明コロシアム、観衆=6000)やや空席が目立った会場の声援も内藤の勝利。だが最終12回の大毅の反則行為もあり、試合後の観客は戸惑いがちだった。
「実力差を感じた」と話すのは渡会誠さん(32)=会社員。同じフライ級で世界王座を狙う長男、興毅の名を挙げ、内藤のキャッチフレーズをもじって「兄貴のリベンジマッチを“国民は期待している”」と話した。岩井優さん(28)=美容師=は「大毅は前半、スタイルが亀になっていたので、内藤にはそれをこじ開けてほしかった」。亀沢俊臣さん(25)=カメラマン=は「内藤は途中まで良かったが11回以降はクリンチが多かった。大毅はあんな戦い方じゃ勝てない」と双方に厳しい評価。
大阪市から駆けつけたという下津曲結加さん(19)は「ぐだぐだな試合だった。ボクシングをしてほしかった」と苦笑い。「大毅にはお疲れさまと言いたい」と敗者を気遣った。
もっとも大毅ファンも最終回に内藤を投げ飛ばした行為には苦言を呈した。千葉芳和さん(31)=自営業=は「反則はよくない」とばっさり。一方で菅野健太郎さん(33)=運転手=のように「そういうのが亀田スタイル」と擁護する人もいた。
★矢尾板貞雄氏「“ボクサーの品格”認識し再起してほしい」
世界タイトルマッチというには、あまりにもお粗末な内容になってしまった。最後はお互いに組み合いながらの倒しっこや頭突きまで飛び出し、ボクシングではなくなった。最大の原因は、大毅にキャリアもテクニックもなさすぎたことに尽きる。
ガードを頭の両側で固めて前に出るだけで、相手にくっついてからでないと、パンチが出せない。ジャブを打つわけでもなく、相手のパンチを外すような動きをするわけでもない。最終12回、組んで相手を投げ飛ばしたレスリング行為による3点の減点も含め、18歳、11戦目の若さを露呈した。世界の舞台に立つには早過ぎたと言わざるをえない。
そんな相手を内藤は見切っていた。大毅が前進してくるところを、左右にサイドステップし、回り込みながらの右ストレート、ボディーフックなどを的確に当てた。フェイントをかけ、タイミングをずらして放つアッパーやフックも効果的で、工夫をこらした攻撃は挑戦者より一日の長があった。ジャッジが最大10ポイント差をつけたのもうなずける。
だが、中盤以降、自分の動きが鈍ってくると、相手に合わせたように、くっついて打つ繰り返しとなった。大毅と同じような攻めとなり、一発打ってはクリンチの連続で、試合が面白くなくなってしまった。王者としての反省材料だ。
若さが目立った大毅だが、それはとりもなおさず、残された時間も長いということ。この日は3回に内藤の右目上をカットさせた右ストレートには、キレもある。ジャブやストレート、ステップやウイービングといった基本をしっかり身につけてほしい。
また、これまでのような「何が何でも倒せばいい」という考え方では、結局は勝つことすらできない。トレーナーである父親も含め頭を切り替える必要がある。ボクシングはそんなに甘くない。そして、“ボクサーの品格”をしっかり認識してから再起してほしい。(サンケイスポーツ評論家)
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