JAL と イオン 業務提携
日本航空とイオンは9日、提携カードの発行など幅広い分野の業務提携で合意したと発表した。
来年3月をめどに発行する提携カードを使えば、搭乗距離に応じて航空券などに換えられる日航の「マイル」と、イオン独自の電子マネー「WAON(ワオン)」を互いに交換できるようにする。両社は、マイルとワオンを使いやすくすることで、顧客層を広げていきたい考えだ。
提携カードの利用者は、ワオンの利用200円(税込み)ごとに1マイルに交換できるようにする。イオンの店舗などで買い物するたびにマイルがたまる。一方、日航機に乗って得られるマイルは、1万マイルを1万円分のワオンに交換できる。
「JALマイレージバンク」の会員は2043万人(9月末)で、イオンのクレジットカード会員は約1700万人。提携で日航は3年間で200万~300万人、イオンは初年度に150万人以上、それぞれ会員を増やせるとみている。
イオンの岡田元也社長と日航の西松遥社長は共同で記者会見し、「JALは男性やビジネス客、イオンは主婦層に強く、相互に補完できる。ポイントやマイルの交換など可能性は無限に広がる」と、新たな顧客の開拓に期待を寄せた。
両社は、独自ブランド商品の販売協力や、旅行商品の共同開発、災害時に被災地への支援を共同で行うことなども検討する。ただ、資本提携については「あり得ない」(岡田社長)と否定した。
イオン側の最大の狙いは、ワオンの普及を加速させることだ。今月上旬で約140万枚を発行したが、流通系の電子マネーでは、コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブンを傘下に持つセブン&アイ・ホールディングスの「ナナコ」が、9月末時点で約492万枚と先行している。
一方、日航も、ライバルの全日本空輸(マイレージ会員は1630万人)が2003年6月からマイルをソニー系の電子マネー「エディ」と交換できるサービスを始めていたことから、対抗策を検討していた。
(2007年10月10日 読売新聞)
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