ボクシング 亀田興毅 がメキシコに
メキシコ出発前に会見した亀田興毅選手。
頑張ってきて、真の世界CHAMPIONを目指してほしいですね。
世界ボクシング協会(WBA)フライ級1位、亀田興毅(20)=協栄=が2日、アマチュアの大会に出場する弟和毅(ともき)(16)の応援と自主練習のため、成田空港からメキシコに向けて出発した。搭乗前の会見で「和毅をサポートし、体を慣らしていきたい」と抱負を述べた。
メキシコ行きについて「協栄ジムで練習し、みんなに迷惑かけてもあかんと思った。体がなまっているし、徐々に体を慣らしていかないと。和毅も一人で心細いやろうから、(金平桂一郎・協栄ジム)会長と相談して決めた」と説明。10月11日の弟大毅(18)の世界戦後は練習をしておらず、「ここまで体を動かしていないのはボクシング人生で初めて。不安な面がある」と口にした。
丸太切りやニワトリを捕まえる、史郎氏発案のユニーク練習をメキシコでも行うかと報道陣から問われると「丸太は合宿の時だけ。ニワトリはパフォーマンスやで。メキシコでやってみい、アホや」と笑った。
精神的ショックで自室にこもっていると伝えられた大毅の様子について「だいぶマシになってきた。普通にしゃべっているよ。ボクシングの話はしていないが、ゲームとかしよるから普通に話している」と明かした。
会見は約7分で打ち切られ、最後は「メキシコで頑張ってきます」と手を振った。10月26日の謝罪会見に比べて明るさを取り戻し、“亀田節”も戻ったが、傍若無人さは消えて周囲への配慮も感じられた。
父史郎氏(42)と大毅は日本にとどまり、元トレーナーの篠田誠司・協栄ジム会長秘書が5日に合流し、今後の練習計画や新トレーナーなどについて協議する。メキシコ滞在期間は未定だが、12月には協栄ジムで練習を開始する予定。【来住哲司】
提供:Yahoo! JAPAN
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