早大 が3連覇 斎藤佑樹 は15奪三振で初完封
早大先発の斎藤佑樹投手が、15奪三振の好投で初完封し、
東京六大学野球の秋季リーグ戦、3季連続40回目の優勝を果たしました。
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東京六大学野球の秋季リーグ戦最終日は30日、神宮球場で早大・慶大3回戦が行われ、早大が序盤の集中打と機動力で3連投の慶大・加藤幹(4年・川和)を攻略して快勝、3季連続40回目の優勝を果たした。
早大先発の斎藤(1年・早実)は、15奪三振の好投で初完封。春秋連続の最多勝タイとなる4勝目を挙げ、防御率0.78も断然1位の活躍で、通算30勝を挙げた加藤幹を抑え、2季連続でベストナインも射止めた。最終順位は2位が明大で慶大は3位。法大4位、立大5位、東大6位となった。
首位打者は早大の田中幸長(4年・宇和島東)が56打数22安打(打率3割9分3厘)で獲得。毎日新聞社からブロンズ・トロフィーが贈られた。田中幸は本塁打、打点でもトップで01年春の鳥谷敬(早大-阪神)以来、戦後12人目の打撃3部門トップの成績を記録した。
◇初回に一挙4点で大勢決し、斎藤も完封劇…3連覇の早大
早大は、立ち上がりの鮮やかな速攻で開学125周年の節目の年に40回目のリーグ制覇をたぐり寄せた。
慶大のマウンドは3連投を買って出た加藤幹。直前の2試合で計14回、193球を投げている。先頭で四球出塁の上本が球威、制球不安の加藤幹を揺さぶるようにすかさず二盗。バント処理ミスを誘って無死一、三塁とし、松本が右前適時打。さらに打撃妨害で築いた1死満塁で本田が走者一掃の二塁打。二回には四死球に3安打を絡めて加点し、早々と大勢を決した。
敗れればV逸の重圧を解き放たれた斎藤は「初回の得点が大きかった。調子は悪かったが、とても投げやすかった」と2者連続見逃し三振のスタート。制球のよい変化球でカウントを整え、速球で打ち取る久々、会心の投球で八回まで毎回の15奪三振の力投を見せた。
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